2024年1月5日の満点☆青空レストランでは、茨木県笠間市福原地区の「福王しいたけ」が紹介されました。
茨木県笠間市は、陶磁器や工芸品などが知られる歴史と文化が豊かな地域。特に「笠間焼」は有名で、伝統的な陶器や食器などが作られています。日本三大稲荷に数えられる「笠間稲荷神社」は、五穀豊穣、商売繫盛の神として厚く信仰され、年間350万人以上の参拝客が訪れるほどです。
この地で作られるのは「福王しいたけ」!
ごく一般的な品種のシイタケですが、独自の栽培方法で旨味を極限まで引き出した、手のひらサイズのジャンボシイタケです。
驚くのは、その大きさよりもむしろ味。肉厚の食感はまるであわびのようで、ジューシーな旨味は料理人からも高く評価されています。
「美味しいものを食べて福が来てほしい」という思いと、地名の福原から「福王しいたけ」と命名されました。
そんな「福王しいたけ」を紹介する名人は川島拓さん。ゲストは、すゑひろがりずさんです。
この記事では、茨木県笠間市「福王しいたけ」の魅力とお取り寄せグルメ情報をご紹介します。
最後まで、ぜひご覧ください。
茨木県笠間市「福王しいたけ」とは
「福王しいたけ」は、茨木県笠間市の田村きのこ園で作られている、肉厚で大きなシイタケです。
名人の師匠である、椎茸の匠「茸匠(たけしょう)」田村仁久郎さん」が60年以上かけて美味しいシイタケを追求し栽培してきました。名人川島さんは、地域おこし協力隊の活動中に、福王しいたけの味に感動し、師匠に弟子入り。亡くなった師匠の後を受け継ぎ、味を守り続けています。
福王しいたけは、独自の栽培方法で極限まで旨みを引き出した肉厚なシイタケ。収穫時期は10月上旬~5月下旬で、収穫ピークは10月~11月です。
特におすすめのポイントは、大きくて旨みが強いところです。直径10cm、厚み3㎝、重さは100gほどあり、大きいものだと200gにもなります。
福王シイタケは旨みを生かした、シンプルな調理法がおすすめです。網焼きや、ステーキなら肉厚の食感とジューシーさを味わうことができますよ。
濃厚な旨味あふれる福王しいたけは、生産者のこだわりが詰まった絶品シイタケです。
「福王しいたけ」の美味しさの秘密
福王しいたけは、肉厚で強い旨味が美味しさの秘密として挙げられますが、その秘密についていくつかありますので下記にまとめました。
- 小麦を丸ごと使った栄養満点の菌床
- 6ヵ月間じっくり菌を熟成させる
- 空調管理をせず自然の環境で育てる
それでは、詳しくみていきましょう。
小麦を丸ごと使った栄養満点の菌床
シイタケの品質に大きく影響するのが菌床。菌床は主に、おがくず、米ぬか、小麦で作られます。一般的な菌床は、小麦の皮のみを使いますが、名人は小麦を丸ごと使い、養分豊富でパワーのある、栄養満点の菌床をつくり、大きな福王シイタケを育てています。
6ヵ月間じっくり菌を熟成させる
一般的なシイタケ栽培は、菌床にシイタケ菌を植え、3ヵ月培養しますが、名人は6ヵ月、時間をかけてじっくり培養しています。通常のおよそ倍の期間、空気を遮断し芽を出させないことで、栄養が蓄えられ、旨みの強い福王シイタケに育つのです。
空調管理をせず自然の環境で育てる
一般的な菌床栽培は、空調管理され、温度を下げると秋が来たと錯覚させシイタケを増やします。しかし名人は空調管理をせず、自然環境の中で育てる自然栽培。9月下旬夏を超えて温度が下がってくると、自然にシイタケが出てくるのだそう。自然の環境でじっくり育てることで、ギュッと締まった味の濃い福王シイタケを作っているのです。
「福王しいたけ」の収獲体験
名人の福王シイタケハウスへ案内してもらい収穫体験です♪
ビニールハウスの中で、外気を取り入れながら、自然に近い環境で育てています。
大きくて立派な福王しいたけ!
一般的なシイタケの倍以上もある、キングサイズ!
普通のシイタケがマッシュルームのようです(^^
大輔さんも肉厚で大きな福王シイタケを収穫。香りもすごくいいそうです。
福王しいたけ最大の魅力、分厚い傘を存分に味わうのは炭火焼!
手のひらほどもある福王シイタケの大きな傘を、炭火でじっくり焼きます♪
旨みが凝縮されているため、シイタケのお出汁があふれ出ます。
出汁が出てきたところにバターをのせ、最後に醤油をたらしたら完成!
「うまっ!肉厚感、歯ごたえ、甘い出汁、完璧です!」と南条さん。
鼓をたたいて美味しさを表現しました(^^♪
大輔さんも「うわー師匠。うまーい!シイタケの食感じゃないですね、アワビみたい」と絶賛(^^♪
独自の栽培方法により、旨みがを極限まで引き出した福王しいたけ。
超肉厚ジューシーで、濃厚な旨味があふれ食べ応え抜群!
出演者全員がその美味しさに大絶賛でした♪
「福王しいたけ」のお取り寄せ情報
至福の味わいをお楽しみください!
福王しいたけは、ふるさと納税の返礼品として、楽天市場でお取り寄せできます。
興味のある方は、ぜひ試してみてください。
【ふるさと納税】【2024年11月発送】福王しいたけ 大サイズ 約1kg しいたけ 椎茸 価格:10000円 |
「福王しいたけ」を使った絶品料理
「福王しいたけ」を使った絶品料理をご紹介します。
福王しいたけの洋風肉詰め
福王しいたけの大きい傘を活かした「洋風肉詰め」です。
軸もみずみずしいので、みじん切りにしてお肉に混ぜ合わせることでジューシーになります♪
レシピは以下の通りです。
【材料】
- 椎茸 2枚
- 合挽肉 200g
- 長ネギ 6cm
- 卵 1/2個
- パン粉 大さじ2
- しょうがすりおろし 1片
- 片栗粉 適量
- カマンベールチーズ 60g
A 酒 大さじ1、醤油大さじ1、胡椒少々
【作り方】
- 椎茸は石突を取る、軸はみじん切りにする
- ネギはみじん切り、しょうがはすりおろしておく
- ボールに合挽肉とネギ、椎茸の軸、卵、パン粉、Aの調味料を全て合わせ、粘りが出るまでこねる
- 軸を取った椎茸に、片栗粉をふる
- 3の肉だねをしっかり押し込みながら詰め、中央を少し窪ませる。再度片栗粉をふる
- フライパンに油を熱し、中火でたねを詰めた面から焼いていく、蓋をして4~5分焼き、返してチーズをのせ、さらに蓋をして4~5分焼く
- 肉に火が通ったら、バーナーでチーズに焼き色をつける
福王しいたけのクリームスープパイ
福王しいたけの干しシイタケを使った「クリームスープパイ」♪
干しシイタケは、冷水で3時間漬け込み戻しておきます。
レシピは以下の通りです。
【材料】4~6人前
- 福王しいたけ 4個
- 鳥モモ肉 1枚
- 玉ねぎ 1個
- 人参 1本
- ジャガイモ 2個
- ニンニク 1片
- ナツメグ 適量
- 卵黄 1個分
- バター 60g
- 薄力粉 60g
- 干し椎茸戻し汁600ml
- 牛乳 100ml
- 35%生クリーム100ml
【作り方】
- 椎茸は大きめに切る、玉葱、人参は2㎝角程度に切り、サラダ油でソテーする
- 火が通ったらボールに移しておく
- 鶏肉は塩をして10分くらい置いておく、焼き縮みしないように皮に包丁をいれ、余分な脂、筋は取り除く。スライスしたニンニクを鶏肉に乗せ、皮をむき2cm角にカットしたジャガイモ、カットした椎茸と一緒にオリーブ油をかけ180℃のオーブンで15分~20分焼く。焼きあがったら、鶏肉は適度な大きさにカットする
- 全ての食材をボールに移して和えておく
- フライパンにバターを溶かし小麦粉を加え炒める、椎茸戻し汁を少しづつ加え混ぜ、牛乳、生クリームを加える
- 4に5を入れ混ぜ合わせ、器に注ぎ、伸ばしたパイ生地で蓋をしてスライスした椎茸を乗せ卵黄を塗り、180℃のオーブンで20分焼く
福王しいたけの味噌鍋
福王しいたけの「味噌鍋」♪
干し椎茸の戻し汁で作った味噌鍋です。
レシピは以下の通りです。
【材料】
- 椎茸 2枚
- 牛肉薄切り肉 200g
- 白菜 1/4
- ネギ 1本
- 人参 1/2
- 豆富 1/2丁
- 油揚げ 2枚
- 干し椎茸戻し汁1,200ml
- 和風だしの素 大さじ1.5
- 味噌(湊谷こうじ味噌使用) 150g
- 酒 30cc
- 砂糖 20g
【作り方】
- 鍋に椎茸戻し汁を沸かし、だしの素、酒、砂糖、味噌を入れ味を整える。ネギはみじん切り、生姜はすりおろしておく
- 椎茸は石突を切り落とし1/8程に切る。牛肉は4cm幅、白菜はざく切り、ネギは斜め切り、人参は梅型に抜く、豆腐、油揚げは食べやすい大きさに切る
- 1の鍋が沸いたら、牛肉以外の具材を全て入入れて、アクを取りながら煮込む
- 最後に牛肉を加える
詳しいレシピを知りたい方は↓
まとめ
今回は、茨木県笠間市「福王しいたけ」について、お取り寄せ情報を含めまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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